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認知症の一種、ピック病

2007年07月13日

アルツハイマーなどの認知症は、メディアでも取り上げられるために
良く知られるようになりましたが、ピック病に関しては、認知症ほど
知られてはいないようです。

認知症の一つでもあるピック病は、50歳代で発症するなど、比較的
若い年代で見られることが多いです。ピック病は進行が早いために
早期発見することが重要です。

ピック病は、脳の前頭葉、側頭葉が萎縮して起きる病気です。
アルツハイマー型の認知症と違い、記憶力をはじめとする知的活動は
それほどでもないのですが、ピック病の特徴としては、異常行動、
言語障害、人格変化などが出てきます。

異常行動では、善悪の判断がつかない、約束を守らない、仕事の能率の
低下、不潔になる、衣服の乱れを気にしなくなるなど、自分や社会に対して
関心が薄くなっていきます。

言語障害では、まず、言葉が少なくなります。
限られた単語、テーマを繰り返したり、言葉が出なくなります。
筆談で意思疎通ができる場合もあります。

また、人格変化としては、他者に対して感情移入や共感といった感情が
減ってきたり、感情が鈍くなり表情が硬くなるなどします。

ピック病は、本人にその自覚がないため、家族がこのような症状に気付いた
とき、神経内科や精神科へ一緒に行くことが肝心です。

原因がいまだはっきりしないために、根本的な治療法はありませんが、
中枢神経に作用する向神経薬である程度の進行を抑えることができます。

発見が早いほど家族の負担も軽くなることもあり、早期発見が重要なポイントと
なる病気です。

Posted by marin21 at 20:51